最近の冷蔵庫は、商品やメーカーによって容量や性能が様々でなにを重視して選べば良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、2人暮らしの冷蔵庫を選び方とおすすめの冷蔵庫についてまとめましたのでぜひご参考ください。
2人暮らしにぴったりの冷蔵庫の容量は？
冷蔵庫は、一人暮らしにぴったりなサイズ（150～250L前後）から家族向けのサイズ（400～550L前後）まで幅広く販売されています。
では一体、2人暮らしにぴったりな容量はどのくらいなのでしょうか。
2人暮らしと言っても、最低限の食材を入れておきたい方や毎日しっかり自炊したい方など、その人のライフスタイルごとに必要なサイズも変わってきます。
一般的に2人暮らしにぴったりの冷蔵庫は300～450Lです。
容量の計算式は「70L×家族の人数＋常備品分(100)＋予備(70)」になります。
自炊をあまりしない方は少なくても困りませんが、毎日自炊をする方やこれから家族が増えることを計画している場合には、300〜450Lはあったほうが買い替える必要もなく長く使えるでしょう。
ただし、キッチンや部屋の広さによっては、300〜450Lのサイズだとゆとりがなく窮屈な思いをしてしまう可能性があります。
そのため、はじめにキッチンや部屋のどこに置くのか、置いた際にしっかりとスペースは確保できるのかを確認したうえで冷蔵庫のサイズを選ぶと良いでしょう。
メーカーやモデルによって異なりますが、庫内の量が300〜450Lの場合、冷蔵庫のサイズはおおよそ「幅60cm × 高さ170cm × 奥行60cm」です。
300Lでは高さがおおよそ170cmとなるため、出し入れがしやすいか、また手が届きやすいかなど、自分の身長と高さが合っているかを確認することも重要です。
さらに300〜450Lの大きさだと、価格帯は平均7万円〜20万円程度となりますので、予算の参考にしてください。
容量が同じでも、最新冷蔵庫なのか、型落ちなのかにもよって価格は変動します。
これから先も長く使いたいのか、大きければ型落ちでも問題なのか、それとも最新のモデルを使いたいかなど自分の目的や数年後を考慮しながら選ぶと失敗しにくいでしょう。
また、冷蔵庫には冷蔵室と野菜室、冷凍室と別れているタイプが多いです。
毎日買い物に行く場合や自炊の回数が少ない方は、冷蔵室の容量が広ければ特に不便なく過ごせますが、作り置きをしたい方やたくさん作りたい方は、野菜室や冷凍室も広いほうが良いでしょう。
野菜室や冷凍室もメーカーやモデルによって種類が豊富です。
中には何箇所かに分かれている冷凍室もあるので、必要に応じて容量の冷凍室を選ぶのがおすすめです。
冷蔵庫を選ぶ際のポイント
冷蔵庫を選び方のポイントは、主に冷蔵庫本体の形や性能、配置する位置や家までの搬入経路が挙げられます。
特に冷蔵庫は種類ごとに大きさが異なるため、キッチンに置けるかをしっかり確認することが大切です。
配置予定の場所の左右だけでなく奥行もしっかり確認することで、料理をする際の快適なスペースを確保できます。
また、冷蔵庫は放熱スペースが必要なため、冷蔵庫本体のサイズに加えて左右5mmずつの隙間を空けられるかも確認しましょう。
キッチンの配置するスペースだけでなく、自宅へ移動・設置までのことも考える必要があります。
玄関や室内のドアなどを通過するのか、きちんと正確に測ることが大切です。
特にエレベーターや階段を使って運ぶ場合には、引っかかって運べない可能性も考慮しましょう。
階段を上がった時に、冷蔵庫を斜めにしても動かせるように、奥行もきちんと考えなければいけません。
店舗によっては自宅まで来て正確に測定してくれるため、自分で幅や高さを測るのが不安な方はプロの方に頼ってみるのも良いでしょう。
設置した後のドアの開き方も重要です。
冷蔵庫は両開きや右開きなど、モデルにより変わります。
両開きや右開きは好みもありますが、開けた時に邪魔にならないか、ドアを全開にできるかも考えると良いでしょう。
冷蔵庫の正面に立った時に、壁が右側にある場合は右開きのタイプを、反対に左側に壁がある場合は左開きタイプだとドアが邪魔になりません。
また、目的に合った性能を選ぶことがポイントです。
冷蔵庫には、食材の鮮度を保つための機能や年間消費電力が低く省エネ効果で電気代があまりかからないタイプ、除菌や脱臭効果のあるタイプなど様々です。
最新の性能はどれも魅力的ですが、最終的には自分たちのライフスタイルや使用目的に合わせて選ぶことが重要です。
毎日使うものになるため、お互いの身長に届く高さの冷蔵庫を選ぶのがおすすめです。
2人暮らしにおすすめの冷蔵庫7選
三菱電機 | MR-MB45H-C
氷点下なのに凍らない独自の技術によって、生の肉や魚を新鮮なまま保存させることができる「氷点下ストッカーD A.I.」や「切れちゃう瞬冷凍A.I.」で解凍いらずで毎日の手間や時間も省けます。
サイズは451Lと広いのですが、幅60cm、奥行70cmとスリムな「置けるスマート大容量 MBシリーズ」は2人暮らしのお部屋にもおすすめです。
シャープ | SJ-PD31H-B
「メガフリーザー」を搭載したプラズマクラスターの冷蔵庫で、ドアの数が2つのタイプです。
310Lの冷蔵庫に大容量の冷凍室があることが特徴的です。
その他にも高湿度シールド構造の「シャキット野菜室」は、野菜を乾燥から守り長持ちさせてくれるため、野菜をたくさん保存したい方におすすめです。
日立 | R-V32RVL
「うるおいチルド」を搭載している3ドアタイプの冷蔵庫で、本体の幅が54cmとスリムです。
「トリプルパワー脱臭」によってさまざまなニオイを脱臭し、ニオイ移りを抑え冷蔵室を清潔に保てます。
パナソニック | NR-E418EX-N
片開き、幅60cmのスリムな406Lタイプのパナソニックの冷蔵庫です。
約－3℃の微凍結で新鮮保存。解凍いらずでそのまま切れる「微凍結パーシャル」が特徴です。
東芝 | GR-U33SC-WU
3段ケースでたっぷり入ってすっきり収納、取り出しもスムーズな「3段冷凍室」が特徴の326L右開き冷蔵庫です。
ドアポケットがスッキリ整理「仕切れるチューブスタンド」を搭載しています。
アイリスオーヤマ | IRSN-30A-B
まとめ買いした冷凍食品やおかずの作り置きもたっぷり入る、冷蔵室208L、冷凍室91Lの冷蔵庫です。
さらに食材保存に嬉しい急冷モード搭載。
鮮度はそのままで、急速に冷凍保存が可能です。
MAXZEN | JR320HM01
冷凍室も冷蔵室も大容量な冷蔵庫で、庫内は2段の冷凍室になっており、冷気を逃がさず冷凍させることが可能です。
さらに、ファン式自動霜取りによってお手入れも楽です。
選ぶポイントを押さえて、自分に合った冷蔵庫を買おう
冷蔵庫は種類が豊富なので、自分のライフスタイルや目的に合わせて選ぶことがおすすめです。
また、2人暮らしに合ったサイズや容量を考えることで、置く場所にも困らずにこれから先も長く使えます。
特に忘れがちですが、自宅まで運べないことがないように、搬入経路をきちんと確認しておくことが大切です。
これから2人暮らしをする方は選び方のポイントやおすすめの冷蔵庫を参考にして、自分に合ったタイプを選びましょう。
