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エアコンによって起こる乾燥の対策法|暖房と冷房で異なる理由とは

季節に限らず、エアコンを使用すると肌や喉、目が乾燥する…なんてことはありませんか?

この原因は、エアコンで室内の温度が上下することで空気中の飽和水蒸気量が変化してしまい、肌から水分を奪われやすい環境になってしまうためです。

エアコンで乾燥する原因は、空気に含まれる水分に関係しています。
たとえば、お部屋の気温が10度・湿度は40%のとき、エアコンで20度まで気温を上昇させると自然と湿度は20%まで下がってしまいます。

エアコンを使いながら乾燥防ぐ方法は、暖房と冷房で異なります。
夏の冷房の場合は気化熱を使い、空気中の水分を外に排出させるためです。だからそれぞれ対策が異なるのです。

【夏】エアコンの冷房をつけると乾燥する理由

夏の冷房が乾燥する理由

夏場は気温が高いだけではなく、高温多湿の環境の日本では湿度も相対的に高くなります。
湿度が高いことで汗が出ても乾きにくく気化熱は発生しません。

梅雨時期が気温以上に不快に感じるのは、空気に含まれる湿度が高いことにより気化熱が発生しづらいからです。
日によって同じ温度でも過ごしやすく感じたり、逆に空気が重いようなイメージで体に負担がかかりがちになるのが高温多湿の環境です。

エアコンで涼しくなる仕組み

エアコンは室内の空気に含まれる湿度を取り除きながら熱交換を行い、湿度や熱を外に逃がすことで気化熱を発生させて室内の温度を下げる仕組みです。
室外機からは熱風が放出され、冷媒により冷やされた空気は循環して室内へ流れ込みます。

こうして湿度が下がることにより過ごしやすい環境にはなりますが、空気の中に含まれる水分が極端に減少していくと肌や喉の乾燥などを覚え、風邪に近いような症状になる場合もあるのです。

締め切った室内では水分量が一定ですが、エアコンを使い外に水分を逃がすことで気化熱を生んで、汗の蒸散もしやすい状況になります。
温度と湿度の相関関係から、気温が高い程空気中に水分が存在できますが、温度が下がることで飽和水蒸気量も減少していきます。

さらに下がった室温から水分を取り除けば、空気に含まれている水分は飛躍的に減少します。
これが夏にエアコンの冷房をつけた時に起こる乾燥の原因になります。

乾燥状態が続くと肌の水分が失われていき、角質層もダメージを受けてしまう恐れがあります。バリア機能が失われてさらに保湿機能へのダメージが蓄積していく可能性があるので、対策が必要です。

【冬】エアコンの暖房をつけると乾燥する理由

冬のエアコン暖房

空気が乾燥する冬場は風邪を引きやすい季節と言われており、乾燥対策を積極的に行うと体調を崩しづらくなります。

加湿器があれば積極的に利用したり、加湿器がない場合は濡れタオルをハンガーに掛けて室内に干して置くだけでも効果的です。
石油ストーブを使っているのならば、水を入れたやかんをストーブ上部に置いておくといいでしょう。

冬場のエアコンで乾燥する理由

冬場にエアコンの暖房を使用して乾燥が気になることがあるのは、暖房によりお部屋の温度が上がることで飽和水蒸気量の最大値が増加するからです。

お部屋の中にある水分量は一定でも、温度が高くなればより空気中に水分を蓄える力が働くようになります。
すると、人間の肌や喉などの水分が失われやすくなり、肌が乾燥したり喉が傷んだりするようになるのです。

現在のエアコンはさまざまな機能が付属しており、湿度コントロールなどをしてくれる場合もあります。
一定の湿度になると警告ランプが付いたり、上位モデルではモイスチャーコントロールも行ってくれるのです。

乾燥対策には湿度チェックが大切

お部屋には温度計と湿度計がセットになった気温計を置いておくなど、目に見えにくい空気の状態を定期的にチェックすることがおすすめになります。
定期的なお部屋の換気加湿器の使用、保湿クリームなどを定期的に塗るなどが乾燥対策には有効です。

エアコンの温度を上げすぎずに、お部屋でも薄手のカーディガンなどを着用すると、省エネで電気代節約になりますし、乾燥を未然に防いでくれます。
自分なりの乾燥対策をして、冬場の体調管理をすることが健康的な暮らしに繋がります。

エアコンによる乾燥が原因で起こるトラブル

夏と冬のエアコン

夏のエアコンは、部屋の中にある空気中の熱を室内機と室外機にある熱交換器で冷たい空気を作り出し、室内へ排出します。
その際に空気中に含まれる水分が少なくなるため、乾燥する原因になります。

対して冬のエアコンは暖房を使用して室温が上がることで、元々乾燥していた空気が気温を上昇します。
その影響によってさらに水分が溶け込む許容量が増え、周囲の水分が空気中に溶け出すことで、反対に皮膚や粘膜が乾燥する原因になるのです。

冷房と暖房それぞれ気温をコントロールすると、湿度も大きく変化することになります。

エアコンによる肌トラブル

エアコンによって湿度が下がり乾燥状態になると、お肌の角質層の一番外側から水分が奪われてカサカサになってしまいます。
その下の真皮層からは水分や油分が補充されますが、サイクルが間に合わずに保湿機能が低下していき、外側のバリア機能も低下していきます。

肌は新しい肌を作るために次々と生まれ変わっていくのですが、乾燥が続くことで機能が失われるだけではなく、細胞も未成熟なまま成長して保水能力がなくなった肌が生まれることになり、カサカサしたりゴワゴワする肌になってしまうのです。

こうしてお肌のターンオーバーが崩れた状態で外を歩くと、表皮のバリア機能が低下した状態で紫外線に晒されることになります。
紫外線は破れたバリアから浸透し、細胞へのダメージやシミやシワの原因になるメラニン物質を大量に作る原因になってしまうのです。

肌を作るために使われるビタミンやミネラルも急速に減少していき、抵抗力がなくなってしまい栄養バランスも悪くなります。
極度の乾燥は体内バランスを崩す、大きな根本原因になってしまいかねません。

エアコンによる乾燥を防ぐための対策

乾燥を防ぐポイント

エアコンによる乾燥を防ぐ、おすすめのポイントがあります。
まずは自分で出来るセルフディフェンスを行い、可能であれば室内に加湿器などを設置することが有効です。

その他にも観葉植物を置くと、室内の湿度コントロールを穏やかにしてくれる効果があります。
水やりをして根から吸収した水分が、乾燥時の際に適度に空気中に放出し、天然のモイスチャーコントロールを行ってくれるのです。

その他で簡単に行えることは、濡れタオルをハンガーなどに吊るして置いておくことです。

エアコンの乾燥対策で中々気づきにくい点が、直接的に風が当たらないようにすることです。
エアコンの風が直接当たる範囲では、より乾燥が強くなるので当たる場所を避けるか、エアコンの風向きを変更することがおすすめになります。

エアコンの吹き出し口を塞いでしまうと、温度差により結露が発生し、その結露がカビの原因にもなるので適度に離した方がいいでしょう。

お肌や唇の乾燥対策

その他の方法で、自分で行えるものはリップクリームを塗ることです。
乾燥していてもリップクリームを塗ることで、唇の水分が蒸発しにくくなり保湿をしてくれます。

それと同様に化粧水美容液などでお肌の表面をカバーするだけで、乾燥対策として大きな効果があるのです。
肌はなるべく出さないようにして、夏場のエアコン環境でも長袖を着る方がダメージが少なくなります。
化繊系よりも綿やウールなどの、天然繊維の方が湿度を急激に奪いません。

現在は保湿機能に優れたインナーも販売されているので、試してみることもおすすめします。
また、職場などでは完璧に理想的な環境を作るのは難しいので、セルフディフェンスやコントロールするために、衣類や化粧水などを工夫することがおすすめです。

エアコンの乾燥対策のまとめについて

エアコン乾燥対策のまとめ

冬や夏に使用するエアコンの暖房や冷房による乾燥は、目が乾いたり肌が乾燥するだけではなく、喉などが乾燥することにより風邪を引きやすくなったり、体調に支障をきたす可能性があります。

エアコンは快適に過ごすための道具なので、正しい使い方をすれば大変便利なものです。

弱点としては乾燥しやすいことであり、極度の乾燥は体調を崩す原因になってしまいます。
エアコンを使用する際には湿度コントロールの対策をして、気温と湿度に気を配ることが大切です。
自分でも出来る上着の着用や保湿クリームなどのの使用など、工夫してエアコンと付き合うことが大切になります。

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