ファミリー向きの冷蔵庫を選ぶ場合は、ご家族の人数や生活スタイルにあわせて適切なサイズを選びましょう。
サイズが小さい冷蔵庫に食材を詰め込み過ぎると、冷却効率が落ちたり電気代が余計にかかってしまったりします。
ここではファミリー向き冷蔵庫の選び方のコツをご紹介します。
ファミリー向き冷蔵庫の選び方のコツ
冷蔵庫の最適な容量の目安は、以下の計算式で求めることができます。
容量の目安 = 70L×家族の人数 + 100L(常備品の容量) + 70L(予備容量)
例えば3人家族なら、(70L×3人) + 100L + 70L = 380L が目安の容量となります。
容量の目安を参考に、ご家庭の生活スタイルにあわせて冷蔵庫を選びましょう。
ペットボトルや紙パックなどの飲料をよく飲む場合は、ドアポケットに立てて収納できると便利です。
食材のまとめ買いや作り置きが多い場合は、冷蔵室が大きくてタップリと保存できるモデルが良いでしょう。
冷蔵室の他に野菜室、チルド室、冷凍室などがあると、野菜、肉、魚、冷凍食品などをそれぞれ適切な温度で保存し、鮮度をキープすることができます。
冷蔵庫内を清潔にしておきたい方には、冷蔵庫内の菌の繁殖やニオイを抑制してくれるモデルがおすすめです。
【2人~3人】ファミリー向き冷蔵庫2選
夫婦だけのご家庭や夫婦と子供1人の3人家族などの場合には、300~400L程度の容量を目安にしましょう。
料理をよくする場合は、食材や作り置きなどを保存しやすいように、冷蔵室や野菜室が広い冷蔵庫がおすすめです。
最近では、野菜室に入れた野菜の鮮度をキープしたまま保存できるモデルもあります。
SHARP どっちもドア
ひとつのドアが右にも左にも開くシャープ独自の「どっちもドア」がキッチンの導線を考えたときに便利です。容量は、350L・412L・457Lとシリーズ展開されています。
メリットは開ける方向を気にしないから導線で悩まない。壁際に置いても大きく開けて出し入れしやすい。また、冷蔵庫内下段の棚を置くに倒すことで大きな鍋も置けるので庫内を広々使いたい方にもおすすめです。
日立 R-V32RVL(K)
野菜室は冷気を直接当てない間接冷却なので、野菜の乾燥を抑えることができます。
幅54cmとスリムなタイプでインテリアになじみやすいシンプルなデザインなので、キッチンに置きやすいです。
【4人~5人】ファミリー向き冷蔵庫3選
4人~5人家族の場合には、450~550L程度の容量を目安にしましょう。
観音開きのドアは中が見渡しやすいので、冷蔵庫の中の食材の確認や出し入れが簡単にできます。
このサイズの冷蔵庫は、色々な機能の付いたモデルが各メーカーから豊富に出ています。
どのモデルにするか迷ったときには、子どもの成長を考えて少し大き目の容量を選んでみるのも良いでしょう。
パナソニック NR-F558HPX-W
スマホのGPS機能と連携し、「お留守番モード」「お買い物準備モード」など省エネをサポートしてくれます。
約-3度の微凍結で、解凍いらずで食材を新鮮に保存できます。
日立 R-KWC57R(H)
冷蔵室の全段が「まるごとチルド」で約2度の低温なので、食品の菌の繁殖を抑えて鮮度が長持ちします。
「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」で庫内の保存状況や保存食材などを管理できるので、食材の賞味・消費期限が切れてしまったり、すでにある食材を二重で購入してしまったりすることを防げます。
東芝 GR-T460FK(ZC)
東芝独自のツイン冷却である「速鮮チルド」は、食品が凍らない-4度前後の高湿度冷気を送り込み、生鮮食品の鮮度とおいしさの低下を抑制します。
野菜室が真ん中にあるので、重い野菜の出し入れや野菜室のお掃除などが簡単にできます。
【6人以上】ファミリー向き冷蔵庫2選
6人以上の家族の場合には、買いだめや作り置きも保存できるように、約600L以上の容量を目安にしましょう。
大容量の冷蔵庫は住宅によっては搬入や設置が難しい場合があるので、必ず購入前に搬入や設置に必要なスペースがしっかりと確保できるかを確認しましょう。
日立 R-WXC74S
スポット冷蔵「サッと急冷却」は通常の冷蔵室よりも低い約2℃の低温で保存するので、食材の鮮度が長持ちします。
調理したばかりで温かい料理もそのままいれることができるので便利です。
三菱 MR-WXD70G-XT
冷蔵庫の全室に扉開閉センサーと温度センサーを搭載しており、AIが家庭ごとの生活パターンを学習して部屋別に最適な運転を実施します。
また、三菱独自の技術で、氷点下なのに凍らずに肉や魚を生のまま長く保存することができます。