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冷蔵庫の湿度はどのくらい?乾物に適した保存場所と結露・霜の対策法

購入した食材を保存するのに、ただなんとなく冷蔵庫に入れているという方も多いのではないでしょうか。
冷蔵庫と一口にいっても野菜室やチルド室などさまざまな部屋に分かれていて、温湿度が微妙に異なります。
せっかく買った食材をより長持ちさせるには、食材ごとに適した部屋での保存が大切です。

この記事では、それぞれの食材に適した冷蔵庫の湿度がどのくらいなのか解説します。
毎日の料理に欠かせない乾物の保存に適した場所や結露・霜の対策法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

冷蔵庫の湿度はどれくらい?

冷蔵庫の湿度はどれくらいに保たれているのか、一般的な冷蔵庫の部屋ごとに詳しく見ていきましょう。

冷蔵室

冷蔵室

冷蔵室は、冷蔵庫全体の中でメインとなる保管スペースです。
数段に分かれた棚やドアポケットが付いているタイプが多く、収納力に優れています。
ただ、冷え方が均一ではないため、どこに何を置くかがポイントです。

冷蔵室の温度は、2~6℃が適正とされています。
湿度については、メーカーや機種にもよりますが、一般的な冷蔵室だと10~20%であることが多いです。

要冷蔵食品や牛乳などの飲み物系、卵など、日常的によく使う食品は、基本的になんでも保管できます。
買ったものをとりあえず保管したいという場合も、冷蔵室に入れておけば傷みにくいでしょう。

野菜室

野菜室

野菜室は、野菜や果物などを保管するためのスペースです。
一般的な野菜室の温度は3~8℃、湿度は20~50%で設定されています。
温湿度ともに冷蔵室より高めに設定されているのは、野菜を冷やしすぎずに程よい鮮度を保てるためです。

高湿度機能を備えた野菜室もありますが、こちらの湿度は60~90%で設定されています。
野菜をそのまま入れても保存できますし、新聞紙やポリ袋、ラップなどを活用するのもおすすめです。
ただし、タマネギやニンニクなどの湿気に弱い野菜は、高湿度野菜室には入れないでください。

チルド室

チルド室

チルド室は冷蔵室の一部がトレイや引き出しなどで区切られた空間のことで、温度は0~2℃に保たれています。 すぐに食べないと腐ってしまうものや消費期限が短い食材を長期的に保管したいときに便利なスペースです。 肉や魚などの生鮮食品、ハムやソーセージなどの加工食品、納豆やチーズなどの発酵食品を保存したいときに大活躍してくれるでしょう。

パーシャル室

パーシャル室は、微冷凍の状態で食材を保管できるスペースです。
適正温度は-3~-1℃で、食材が完全に凍らない程度に保たれています。
パーシャル室に入れた食材は解凍の必要がありませんので、取り出してすぐに調理に使えるのもうれしいポイントです。
肉や魚などであれば、約1週間は鮮度を保ったまま保存できるでしょう。

冷凍室

冷凍室

冷凍室は、食材を完全に凍らせて保管するためのスペースです。
冷凍しておきたい食材を入れるのはもちろんのこと、市販の冷凍食品や氷、アイスクリームなどの保管に役立ちます。
庫内の温度は、-20~-16℃に設定されているケースがほとんど。
-18℃以下になると微生物が増殖できず、衛生を保ちやすいからです。

冷蔵庫内で乾物の保存に適した場所は?

冷蔵庫内で乾物の保存に適した場所は?

煮干しや干しシイタケ、昆布や海苔などの乾物も、実は冷蔵庫内で保存できます。

乾物は湿気を吸収しやすいので、開封後は防湿対策が欠かせません。
日常的に使う乾物は、ワンタッチで開けられる透明の容器に移し替えておくと便利です。
それらの容器を1つのトレイにまとめて冷蔵室の出し入れしやすい位置に置いておくと、使いたいときにすぐに使えます。

毎日使うわけではない乾物については、ラップやジップ付きバッグなどで密閉してから冷蔵室で保管するのがおすすめです。

結露や霜の対策方法

結露や霜の対策方法

冷蔵庫に生じた結露の拭き取りや冷凍庫の霜取りに苦労したことのある方も多いのではないでしょうか。
空気中の水蒸気の含有量が限界点である飽和水蒸気量を超えると、水蒸気は水滴へと変化します。
この水滴が結露と呼ばれるものです。

冷蔵庫の外側に結露ができている場合は、キッチンなど冷蔵庫の置いてある部屋の環境が原因であるケースがほとんどです。
一般的には、室温30℃、湿度85%あたりのときに結露が起こりやすいといわれています。
エアコンなどを適度に活用して、冷蔵庫周辺の温湿度が下がるように調整しましょう。

また、庫内に結露ができるのは、ドアの開閉などによって庫内の湿度が上がるためと考えられます。
そして、結露が庫内の冷気で固まると氷の粒となり、やがて大きな霜へと変化してしまうのです。

結露や霜は、放っておくと庫内の食品だけではなく、冷蔵庫そのものにも大きな影響を及ぼします。
結露や霜を発生させないための対策方法を押さえておきましょう。

ドアの開閉回数をなるべく減らす

冷蔵庫のドアを開閉すると庫内に外気が入り込み、その温度差で庫内に結露が生じやすくなります。
頻繁にドアを開閉するとそれだけ多くの外気が入り込んでしまいますので、なるべく回数を減らすことが結露や霜防止にとって大切です。

また、冷蔵庫のドアを開けっぱなしにするのも良くありません。
必要なものをサッと取り出してすぐ閉められるように、日頃から庫内を整頓しておきましょう。

観音開きタイプの冷蔵庫の場合は、なるべく片側だけでの開閉をおすすめします。

庫内に食品・食材を入れすぎない

スペースがたくさんあるからといって、冷蔵庫がパンパンになるまで詰め込んでいる方もいるのではないでしょうか。
庫内に食品・食材を入れすぎると、ドアがきちんと閉まらずに庫内の密閉状態を保てない恐れがあります。

メーカーや機種によっては、ドアが開けっぱなしだと警告音で知らせてくれるタイプもありますが、薄いラップなどが挟まっていると警告音が鳴らないこともありますので、注意が必要です。
また、食品を詰めすぎると庫内の冷気が循環しにくくなり、余計な電気代が発生してしまいます。

冷蔵庫に食品などを入れるときは、スペースの70%程度までを目安に考えましょう。

あたたかい食品は冷ましてから入れる

調理が終わった食品をあたたかいまま冷蔵庫に入れるのはおすすめしません。
あたたかい食品は水蒸気を大量に含んでいますので、そのまま冷蔵庫に入れると結露の原因となってしまうからです。
時間をおいて、ある程度冷ましてから庫内に入れてください。

また、水分が多い葉野菜なども、そのまま入れると庫内の湿度が上がってしまうことがあります。
新聞紙やラップで包んだり、保存容器に入れたりするなどして工夫しましょう。

冷気の吹き出し口をこまめにチェック

冷蔵庫には、ドアとは別に冷気の吹き出し口がついています。
ここから空気を循環させ、庫内の環境を一定に保つのが一般的な仕組みです。

しかし、吹き出し口にホコリやゴミがたまっていたり、食品などでふさがれていたりすると空気がうまく循環せず、湿気がこもって結露や霜の原因となります。
こまめに吹き出し口をチェックし、汚れている場合はきれいにしておきましょう。

また、吹き出し口の近くに食品を置かないことも大切です。

ドアパッキンの状態を確認する

ドア付近に結露が見られる場合、ドアパッキンが原因かもしれません。
ドアパッキンに汚れがついていたり、経年劣化で隙間ができていたりすると、そこから庫内に外気が入り込んでしまいます。
ドアパッキンは意外と汚れやすいので、綿棒や歯ブラシなどを使ってこまめに掃除しましょう。

ドアパッキンが外れかけているときは自力で押し込んで元に戻せる可能性もありますが、難しいときはメーカーに相談してください。

まとめ

まとめ

基本的に冷蔵庫は冷蔵室や野菜室などに分かれていて、スペースごとに適正温度や湿度が異なります。
鮮度を長持ちさせるためには、食品ごとに適した部屋に入れることが大切です。

保管に迷いがちな乾物も、冷蔵庫で保管できます。
よく使う乾物はワンタッチ開閉式の透明容器に移し替えて冷蔵室へ、使用頻度が低い乾物はラップやジップ付きバッグなどで密閉し、こちらも冷蔵室で保管しましょう。

冷蔵庫を所持している限り悩まされるのが、結露や霜などの問題です。
「ドアの開閉回数をなるべく減らす」「庫内に食品・食材を入れすぎない」など、日頃から少し意識するだけで結露や霜のリスクを減らせます。

食品や冷蔵庫を長持ちさせるためにも、しっかり対策してみてください。

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