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冷蔵庫を横向きにして運ぶと壊れる?正しい運搬方法や故障のサイン

冷蔵庫のような大型家電は、引っ越しの際に運搬するのが大変です。
縦に長い冷蔵庫を縦向きのまま運び出すのは難しいため、横向きで運びたいと考えることもあるかもしれません。
しかし、冷蔵庫を横向きにすると壊れてしまうという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

今回は、冷蔵庫を横向きにして運んでもいいのかどうかを詳しく解説します。
正しい運搬方法や故障のサインもご紹介しますので、参考にしてみてください。

冷蔵庫を横にすると壊れる?

冷蔵庫を横にすると壊れる?

冷蔵庫は横向きにすると故障のおそれがあるため、縦向きで運ぶのが原則です。
冷蔵庫は縦向きで置いて使うことを前提として作られているので、横向きにすると衝撃に耐えられなくなったり、内部で不具合が起きたりします。

冷蔵庫を横にして運ぶと、内部のパーツが故障したり外側が壊れたりして使いにくくなることもあります。
冷蔵庫を運ぶことになったら、縦向きで運ぶようにしましょう。

横向きにした冷蔵庫が壊れる理由

横向きにした冷蔵庫が壊れる理由

冷蔵庫を横向きにすると壊れるのは、縦向きに置いて使用することを前提として作られている冷蔵庫を横にすることで、さまざまな悪影響が起こるからです。
横向きにした冷蔵庫が壊れる理由として、考えられるものを見ていきましょう。

冷媒ガスが漏れる

冷蔵庫を横向きにすると、配管が折れ曲がったり潰れたりすることがあります。
それによって、冷蔵庫に使われている冷媒ガスが漏れてしまう事態につながるため注意が必要です。
横向きにする以外にも、冷蔵庫を運搬する際にぶつけてしまうと衝撃で配管が破損し、冷媒ガス漏れにつながる可能性があります。

コンプレッサー内部の潤滑油が偏る

冷蔵庫を横向きにした場合、コンプレッサー内部の潤滑油が偏ることがあります。
その結果配管にオイルが入り込み、コンプレッサーがうまく稼働しなくなることもあるので注意が必要です。
コンプレッサーは冷蔵庫のなかでも重要な役割を果たす部分なので、負荷をかけると冷蔵庫が故障する可能性が高まります。

ドアやトレイなどが変形する

冷蔵庫を横向きにして運ぶと、ドアやトレイなどが変形することがあります。
多少変形しても故障につながるケースは少ないため使い続けることはできますが、不便さを感じる場面は増えるでしょう。

冷蔵庫は縦向きで使うことを想定して作られているので、横からの衝撃に弱いという特徴があります。
そのため、横向きにしてトラックに積んでその上に他の荷物などを置いてしまうと、圧力に耐えきれずドアやトレイなどの形が変わってしまうこともあるのです。

やむを得ず冷蔵庫を横向きにして運ぶ場合の方法

やむを得ず冷蔵庫を横向きにして運ぶ場合の方法

冷蔵庫を運ぶ際は縦向きが原則ですが、やむを得ず横向きにして運ばなければならないこともあるかもしれません。
そのような場合は、縦向きで運ぶ際にもやっておくべき準備に加えて、運搬時や運搬後に特別な対策をする必要があります。
ここでは、冷蔵庫の運搬前日までに済ませておきたい準備や運搬時の注意点を確認します。

前日までに行う準備

冷蔵庫を運ぶためには、前日までにいくつか済ませておきたい準備があります。
冷蔵庫を縦向きで運ぶか横向きで運ぶかは関係なく、以下の準備は運搬前日までに終わらせておきましょう。

① 冷蔵庫内を空にしておく

運搬する前日までに、冷蔵庫内は空にしておきましょう。
冷蔵庫を運んでいるあいだは電源を使用できないので、冷蔵庫内にものを入れておく意味はありません。
冷蔵庫のなかに食材や調味料などが残っていると重くなって運びづらくなることもあるので、何も入れないようにしてください。

冷蔵庫を運び出す10日〜1週間前から食品を使い切るよう計画的に行動すれば、前日に慌てることはないでしょう。
どうしても使いきれない食材や調味料などがある場合は、クーラーボックスや発泡スチロールに保冷剤を入れたものに保管します。

② 冷蔵庫の電源を切り、霜取りや水抜きをする

冷蔵庫内を空にできたら、電源プラグを抜いて霜取りや水抜きを行います。
最近では自動で霜取りをしてくれる機能がついた冷蔵庫が多いですが、電源を切って霜がつかないようにしておくと安心です。

また、製氷器の氷や蒸発皿に溜まった水を捨てて、水抜きをするのも忘れないようにしましょう。
水抜きを忘れると、冷蔵庫を運んでいるあいだに水漏れを起こして周囲が水浸しになってしまうことがあります。

③ 庫内を掃除する

冷蔵庫を運び出す前に、庫内を掃除するのもおすすめです。
冷蔵庫が空っぽになる機会はあまりないので、空の状態で掃除をしておくと運搬後も気持ちよく使えます。

冷蔵庫内を掃除するときは、まず棚やポケットといった外せるパーツを取り出します。
パーツの汚れは、台所用洗剤とスポンジを使ってこすれば落とすことが可能です。

汚れを落とせたら、しっかりとすすいで乾いたタオルで拭いておきましょう。
冷蔵庫内は、湿らせた布巾に台所用洗剤を含ませて拭いてください。

頑固な油汚れなどがある場合は、重曹も活躍します。
カビ汚れが気になるときは、アルコールスプレーを使用してください。

運搬時の注意点

冷蔵庫を横向きで運搬しなければならない場合は、故障の可能性を押さえるために以下のポイントを押さえるようにしてください。

① ドアや引き出しをテープで固定する

縦向きで運搬する場合も同様ですが、横向きで運ぶ場合も冷蔵庫のドアや引き出しはテープで固定しましょう。
固定していないと、運んでいるあいだにドアが開いたり引き出しが飛び出たりすることがあります。
丈夫なテープを使い、簡単に剥がれないようしっかりと固定してください。
冷蔵庫内の棚や仕切りなども、動いて壊れないよう固定しておくのがおすすめです。

② 毛布や取っ手を活用して運ぶ

冷蔵庫を運ぶときは、毛布を活用するといいでしょう。
冷蔵庫を運ぶときは床や壁などに養生が必要ですが、冷蔵庫自体を毛布で包んでおけば床や壁に傷がつく心配がありません。
冷蔵庫の下に毛布を入れて引きずれば、疲れにくいうえに縦向きで運びやすいというメリットもあります。

また、冷蔵庫は機種によって持ち運び用の取っ手がついていることがあります。
冷蔵庫表面を持って運ぶと手を滑らせる可能性があるので、取っ手を活用して滑らないよう慎重に運んでください。

③ 横向きにする時間をできるだけ減らす

冷蔵庫は横向きにすると故障する可能性が高まるので、縦向きで運ぶのがベストです。
しかし、運んでいるあいだにどうしても横向きになってしまうタイミングもあるでしょう。
そのため、できるだけ横向きにする時間を減らすことを心がけてください。

縦向きで運ぶのが原則ですが、製品によっては家から車まで運ぶ程度の短時間であれば冷蔵庫を横にしても問題ないとされています。
できるだけ横向きにする時間を少なくできるよう、部屋から車まで横向きで運んだあとは車に縦向きに積んでください。

引っ越し業者に運搬を任せる場合は問題ありませんが、自分で運ぶ場合は冷蔵庫を縦に置けるサイズのトラックを用意してください。

④ 運搬後は半日ほど電源オフにしておく

運搬中に冷蔵庫を横向きにする時間があった場合、運搬後は半日ほど電源を切ったままにしておきましょう。
冷蔵庫を運んでいるときは、気をつけていても横向きになってしまうことがあります。
その際にオイルが偏ってしまっている可能性もあるため、冷蔵庫内を通常の状態に戻すために縦置きでしばらく置いておきましょう。

半日ほど経ってから電源をつけて、異常がなければ冷蔵庫を使い始めましょう。
運搬後すぐに冷蔵庫を使えなくても困らないよう、冷蔵庫に入れなくても問題ない、常温保存可の食品を用意しておくのがおすすめです。

横向きにした冷蔵庫が故障した場合のサイン

横向きにした冷蔵庫が故障した場合のサイン

運ぶときに冷蔵庫を横向きにする時間が長いと、故障する可能性があります。
冷蔵庫が故障した場合はいくつかサインが見られるため、異常がある場合はすぐに使用を中止して修理や買い替えを検討してください。

電源を入れても冷気が出ない

電源を入れても冷気が出ない場合、冷蔵庫が故障しているかもしれません。
電源プラグが抜けていないか、温度設定がおかしくなっていないか、ドアが開けっぱなしになっていないかなど状況を確認したうえで何も問題がなければ、故障している可能性が高いです。

製品特有のトラブルが発生しているケースもあるので、念のため取扱説明書の「故障かな?と思ったら」などのページを確認しましょう
冷蔵庫も冷凍庫も冷えていないときは、コンプレッサーが壊れている可能性があります。
その場合は保証期間を確認したうえで修理を依頼するか、買い替えを検討してください。

異音や異臭がする

冷蔵庫から異音や異臭がするときは、冷蔵庫が故障している可能性が高いです。
冷蔵庫は、正常に稼働しているときでもコンプレッサーやファンの音が発生します。
しかし、故障しているときは大きな音が止まらなくなったり、いつもと異なる音が出たりすることがあるので、おかしいと思ったら故障の可能性を疑ってみてください。

冷蔵庫には冷媒ガスが使われているため、横向きで運んでガス漏れを起こした場合ガスの異臭がすることがあります。
今まで嗅いだことがないにおいが冷蔵庫からしたときは、ガス漏れを疑い冷蔵庫の電源を抜いて使用を中止してください。
窓を開けて換気をして、ガスを外に出しましょう。

まとめ

まとめ

冷蔵庫は横向きにして運ぶと故障する危険性があるため、縦向きで運ぶのが原則です。
しかし、自力で運ぶときはどうしても冷蔵庫を横にしなければならないこともあるかもしれません。
そのような場合は、できるだけ横向きにする時間を減らすよう心がけてください。

横向きの時間を少なくすることで、ガス漏れやオイルの偏り、変形といったトラブルが起きる可能性を抑えられます。
運搬前後の注意点を守り、運んだあとも問題なく冷蔵庫が使えるようにしましょう。

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