原料ごとの焼酎のおすすめの飲み方

原料ごとの焼酎のおすすめの飲み方

独特の香りと味わいが人気の芋

現在本格焼酎と呼ばれているものには、しそや黒糖などさまざまな原料を使用されているものがあります。その中でも種類が多く、最もよく飲まれているのが芋、麦、米の3種類から作られている焼酎です。

日本で最も飲まれている芋焼酎は、一般的にさつまいもを原料として作られています。昔は原料専用の芋はありませんでしたが、品種改良によってでんぷん質が多くアルコールがたくさん取れる黄金千貫が開発されてから、原料として爆発的に広まりました。

黄金千貫の特徴としては蒸すと甘い香りを放ち、そのまま食べても甘く、焼酎にすることで果物のような香りと風味を作り出すことができます。

こうして現在ほとんどのメーカーが黄金千貫を原料に採用しています。

ねっとりとした甘みを出すために安納芋を使用したり、逆にマイルドでフルーティな味にするために新たに開発され、甘くならずにでんぷん質を多く生成するジョイホワイトを使用したりするなど、現在40種類以上の芋が原材料として使用されています。芋によって味が変わるので飲み比べも楽しめます。

独特の香りがあり、スッキリとした味わいではないのであまり初心者向けとは言えませんが、慣れてくると独特の香りと味わいが癖になる方も多いです。

おすすめの飲み方として、お酒に強く香りや味わいをそのまま楽しみたい方はロックやストレートがいいでしょう。

お湯や水で薄めても味が薄まりづらくおいしく飲めるという特徴があるので、度数が高いお酒が苦手な方はお湯割りや水割り、おしゃれに飲むならソーダ割りがおすすめです。

また、珍しい飲み方としてあらかじめ割り水しておいたものを燗して飲む方法が鹿児島を中心として親しまれています。

スッキリとした味わいで人気となった麦

焼酎ブームの火付け役となった麦焼酎ですが、通常の料理に使用される六条大麦ではなく、ビールにも使用されるお酒専用の二条大麦を原料としています。

昔の大麦にはタンパク質が含まれていて雑みや苦味の原因になっていましたが、こちらもお酒用に品種改良が進められてタンパク質の代わりにでんぷん質を多く含んだ大麦が栽培されています。

でんぷんが糖に分解され、そこから発酵によってアルコールが発生するので焼酎造りにより適した品種となっています。

麦焼酎は焼酎の中で一番癖がなくスッキリとした味わいですので、初めて飲む方にもおすすめです。

お酒に弱い方の場合はレモンやグレープフルーツを入れたり、水割りにしたりしても楽しめます。またサワーに使用すると、麦の香ばしい味わいが深みのあるサワーへと変身させます。

そしてそのスッキリとした味わいから、肉料理などの脂っこい料理の後のお口直しにも適しています。

牛肉などの炒めものとの相性もよく、料理酒として日本酒の代わりに使うと隠し味となり、今までとは違った味わいになります。

アルコール自体は加熱する際に飛んでしまいますが、焼酎の風味によって野菜や肉の風味が引き立てられます。

日本酒とは一味違った作り方をする米

米焼酎はただ日本酒を蒸留すればよいというものではなく、精米の段階から違います。

日本酒に用いる際、外側にあるタンパク質などの層が雑みの原因になりますので、通常だと30%から40%、吟醸酒になると50%以上削る必要がありますが、日本酒で忌避されるタンパク質や脂質もうま味を引き出す成分となるので、普段私たちが食べているご飯と同じ10%程度しか削りません。

使用する米も普段私たちが食べているコシヒカリやヒノヒカリが多く、お酒用に改良された山田錦は一部のメーカーで使用しています。

なお、泡盛ではタイ米を使用しています。それ以外にも、地域に根づいた独自の製法によって区別されています。

また、同じ米を使用していても生産地や製造方法によってさまざまなバリエーションが楽しめるので、とても奥が深いお酒でもあります。

爽やかでフルーティな部分が日本酒と似ていて、仕込みや蒸留方法によっては吟醸酒と同じ香りがするものもあります。

日本酒と同じ感覚で飲めますが、アルコール度数が高いので、お酒に弱い方は氷や水で割って飲むことをおすすめします。

原料に米を使用していることから日本酒と味が似ているため、刺し身など日本料理にもよく合います。

日本全国で原料が入手できることから各地で生産されていますが、発祥の地である熊本県産のものは球磨焼酎と呼ばれ、世界保健機構に産地指定を受けるなど世界的にも認められています。

これらの焼酎全体に言えることですが、発酵を行う麹によっても味が変わり、黒麹で発酵させると辛口で独特の苦味をもったものになり、白麹で発酵させると甘口でまろやかな味わいになります。

このように使用原料の細かな違いや発酵に使用する麹の種類によって、メーカーごとに異なる味が楽しめるのが本格焼酎のよいところです。

ぜひ日本全国の酒蔵からお取り寄せしたり、便利なサイトなどを利用したりして、自分の好みにマッチする1本を見つけてください。

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